インプラント
インプラント
歯を失った場合の機能回復の選択肢
もし歯を失うと・・・
残念ながら歯周病や虫歯によって歯を失ってしまうことがあります。
そのような場合放置しておくと、抜いた歯の両隣の歯が傾いてしまって数年後には傾いた歯を抜かなければいけない事もあります。
また、放置しておくと、対になる咬み合う歯がなくなってしまい、どんどん出てきます。そうすることでアゴを動かした時に毎回歯が引っかかり痛みが出てきたり、顎関節症の原因の1つになる可能性があります。
そのような残念な事がおきないように歯を入れる必要があります。
まず次のパターンに分けられます
1.残っている歯がしっかりしている場合・・・ブリッジ
部分入れ歯
インプラント
部分矯正 が考えられます。
2.残っている歯が揺れている場合は一度 部分入れ歯 を考えます。
3.残っている歯がなくなってしまった場合は 総入れ歯 を考えましょう。
インプラントとブリッジ、入れ歯の比較
患者さんのご希望をベースに、生活習慣、咬み合わせの状況、全身状態その他医学的な見地を考慮した上で、失った歯の機能をどう回復するか治療計画を立案します。それぞれの治療法にメリット・デメリットがありますので、よく説明・相談のうえ、一緒に検討していきましょう。
インプラント治療の最大のメリットは、周囲の歯を削らなくて良いことです。一方、インプラントが骨と結合するまで最低でも3ヶ月かかります。また、インプラントを埋め込む骨がしっかりしていないとインプラントはすぐに揺れてしまいます。
インプラント治療は時間がかかり、保険適応外のためインプラント手術の前にしっかりと検査する必要があります。全ての方に適応できる治療ではありませんので、重度歯周病の方・全身疾患(心臓病や糖尿病等)をお持ちの方・顎の骨の状態によってはインプラントが不可能な場合があります。
状態によりますが部分矯正によって奥歯を手前に移動させる事で、歯を削らなくてもご自身の歯で咬む事が可能になります。
矯正治療のため時間がかかる事もあります。
そのような場合は患者さんのご協力が必要になります。