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2026-10-31 05:41:00

歯医者さんは、歯だけを見ているわけではありません

こんにちは、歯科Uクリニック院長の梅本です。

歯科医院に行くと、

「今日はどの歯を治療するんだろう?」

と思われる方も多いと思います。

もちろん、むし歯や詰め物など、歯の状態はしっかり確認します。

でも実は、歯科医院では歯以外にもいろいろなところを見ています。

例えば「歯ぐき」

歯の周りにある歯ぐき。

腫れていないか、出血していないか、以前と変化がないかなどを確認します。

歯そのものがきれいでも、周りの状態が変化していることがあります。

「歯の形」も見ています

歯が欠けていないか。

すり減っていないか。

以前と比べて形が変わっていないか。

こうした変化から、歯ぎしりや食いしばりなど、普段の生活習慣が見えてくることもあります。

本人は、

「歯ぎしりなんてしていないと思います」

という場合でも、歯の状態を見ると「もしかしたら……」ということがあります。

「噛み合わせ」も大切です

上下の歯がどのように当たっているかも確認します。

歯は一本だけで働いているわけではありません。

周りの歯とのバランスをとりながら、毎日の食事を支えています。

そのため、一本の歯の変化が、噛み方全体に影響することもあります。

そして「お口の中全体」を見ます

歯、歯ぐき、舌、頬の内側、噛み合わせなど。

一つひとつを見るだけではなく、お口全体をひとつの環境として見ることが大切です。

患者さんからすると、

「歯医者さんに口の中を見てもらっている」

という感覚かもしれません。

私たちからすると、

「毎日使っている大切なお口の状態を確認している」

というイメージです。

「何も困っていない」ときこそ

歯科医院というと、

「歯が痛くなったら行くところ」

というイメージがあるかもしれません。

でも、痛みがないときに状態を確認しておくことで、

「今は問題ありませんね」

と安心できることもあります。

そして、小さな変化があれば、その時点で気づくこともできます。

歯科医院で診てもらうのは、悪いところを探すためだけではありません。

「今のお口がどんな状態なのかを知る」

ためでもあります。

歯だけではなく、お口全体を一緒に見ていく。

それが歯科医院の役割のひとつだと思っています。

「特に困っていることはないけど、最近歯医者に行っていないな」

という方は、これを機会に一度お口の中をチェックしてみてはいかがでしょうか。